2021年3月8日 中学生にとっては良い作品なのか?【感想】だいじな本のみつけ方 自分の思う大崎梢らしい“本にまつわるミステリー”とは、似ても似つかぬ作品。これを「中学生向けなんやからええやん」と言える人とは気が合わない。表題作と、書き下ろし1編収録。大崎梢著、平成27年4月20日... カテゴリー 大崎梢
2020年6月15日 巨匠のお遊びに付き合う【感想】ビアンカ・オーバースタディ 筒井康隆による今のところ唯一の「ライトノベル」作品。非常に気になっておりました。星海社、2012年9月3日第2刷発行。 カテゴリー 筒井康隆
2020年1月16日 それでも自殺は悪である【感想】自殺自由法 この著者は「自殺」をどう考えているのか、に興味を持って手にした作品。社会に問題提起したいのか、単なるエンタメ作品の題材なのか。もうちょっと細部を詰めて欲しかった。どうも中途半端な印象が拭えない。戸梶圭... カテゴリー 戸梶圭太
2020年1月8日 意外と続編が気になる【感想】オカルトゼネコン富田林組 第10回ボイルドエッグズ新人賞受賞作。あまりメジャーは文学賞とは言えないが、「鴨川ホルモー」も受賞している文学賞。メジャーな文学賞を受賞している駄作を掴むぐらいなら、本作の方が圧倒的に有意義。蒲原二郎... カテゴリー 蒲原二郎
2019年12月22日 脚本家の書く小説とは相性が悪い【感想】深紅 野沢尚著、講談社文庫の2005/6/15第13刷発行。吉川英治文学新人賞受賞の作品。特別な読後感を得なかったというのが率直な感想。内山理名、堀北真希、水川あさみ、安めぐみなど、当時の若い綺麗どころを集... カテゴリー 野沢尚
2019年12月21日 期待値が高かっただけに、残念【感想】晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモでシリーズの第2作、「配達あかずきん」の続き。期待はずれ。大崎梢著、創元推理文庫2010/5/7 4版 概要 駅ビルの6階に構える中型書店・成風堂書店。 そこに勤める杏子の元に届いた... カテゴリー 大崎梢
2019年11月20日 【レビュー】要するに分裂病?「ダレカガナカニイル・・・」 岡嶋二人氏の作品で初めて読んだのは「99%の誘拐」。その後「クラインの壺」を読んで一気にファンになり、井上夢人氏が岡嶋二人氏の片割れと知ってからは、古本屋でも意識して探しています。手元にあるのは199... カテゴリー 井上夢人/岡嶋二人
2019年11月19日 【レビュー】筒井康隆らしからぬ「富豪刑事」 かつて深田京子主演でドラマ化された作品。正直、当時は筒井氏の作品とは知らず、TVCMから感じる雰囲気と深田京子主演ということで「安っぽいドラマ」という印象しか持たず、完全に無視していました。手元にある... カテゴリー 筒井康隆
2019年11月11日 【レビュー】著者の嫌らしさを垣間見る『婚活島戦記』 「このミス大賞」シリーズは目にすれば入手するようにしています。本作は第11回「このミステリーがすごい!」大賞の最終候補作。手にしたのは文庫版、2013年8月13日発行の第一刷。大賞受賞作ではないし、「... カテゴリー 柊サナカ